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母に感激  またもキノコ狩り
[ 2010/10/13 ]
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 昨晩は11名のお客様が泊られました。皆さん私の母が小学校の教員をしていた頃の教え子で、クラス会で集まって下さいました。教え子と言っても既に72歳。卒業後60年も経ってよくぞ母の元へ集まって下さったものです。マリンスノーへはこれで2度目になります。
 中の一人の女性が私に言ってくれました。「皆ねぇ、小学校の頃から先生の事が大好きだったの。だからこうして集まるのよ」。我が母のことながらとても嬉しい一言でした。
 その後、幹事の方が母に向かって「先生、こうして集まったのですから、われわれ皆に対して人生の指標になるお言葉を下さい」と、言われました。
 母が間を置くことなく口を開いたのにも驚きましたが、その内容に感動しました。とっても嬉しかったです。「9年前、ここにいる息子から、横浜→原村への移住を勧められました。でも、知らない土地だし断ったのです。何度かそのような話をするうち、息子から、近くに住めるのは今のうちだよ。体が不自由になってからでは思うようにいかないよ。と言われ、思い切って原村へ越して来ました。越してからは、一緒に食事をし、車で外出をし、孫が近くにいて景色は良い、食べ物は美味しい。幸せな生活を送ることが出来、本当に良い決断をしたと思っています。皆さんにこの言葉を送ります。“老いては子に従え”」。両親を近くへ無理やり呼び寄せてしまったように思い、ずっと悩みの一つであったのですが、吹っ切れました。
 普段、あまり抱くことが無い感情ですが、お客様達のお陰で母への尊敬、愛情、感謝、大切な気持ちを思い浮かばせて頂いた2日間でした。心から感謝いたします。

 お客様達をお見送りし、客室の片づけを終えるや家内に「キノコ狩り行かない?」って聞きました。疲れているし、「やめようよ」って返って来ると思っていたのに、意外にも「そうね」ですって。
 今日も豊漁でした!途中、家内が2度も小川へ足を滑らし、ズボンまでビチョビチョになるアクシデントがありましたが、良い運動&実益を得ました。
 先程母へ電話をし、「明日の朝、キノコたっぷりの田舎汁を届けるから味噌汁は作らないでおいてね」と伝えました。たっぷりのキノコ、豆腐、コンニャク、油揚げ、豚バラを入れた味噌汁と言うか鍋の様なものです。ゴボウや大根を入れても美味しいです。明朝、両親二人で朝食を食べながら「天然のキノコは違うねぇ」って舌鼓を打ってくれることをイメージしながら気合を入れて料理しました。

 今日の画像は紅葉が進んできたマリンスノーの周辺、未だ頑張って花開いてくれるハイビスカス、今日の収穫キノコです。当トピックスをご覧下さっている皆さんにも美味しいキノコを味わって頂きたいものです…。

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