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野沢菜漬けU  新聞薪作り
[ 2010/12/03 ]
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 変な天気の原村です。ビュ〜ッって強い風が吹いて来て大粒の雨がバラバラバラ降ったかと思うとスカッと青空になったり。いあの空はどんより真っ白けです。

 昨日漬け切れなかった野沢菜を先程漬け終えました。風呂場で“お菜洗い”し、全体重を掛けて押し込みながら樽の中へ1段づつ敷き詰めて行きます。
 粗塩を手振りし、菜を敷き詰め又粗塩〜の繰り返しで、時々昆布を千切りながら加えて行きます。
 「こんなに沢山の野沢菜は2樽じゃ入りきれないだろうな」と見ていましたが、樽のふちまでギリギリに詰めて丁度浸かりきりました。樽に乗せてある重しはそれぞれ30キロもあるのですよ。水が上がってきたら少しづつ軽くしていくのです。
 それにしてもこの量は食べ応え有りそうです。美味しい野沢菜は一度に沢山食べたいので出来るだけ薄塩に仕立てています。これだけあってもパクパクパクパク結構食べちゃうかな!
 でも、我家では敢えて食べきることをしません。数キロ分は残してGW近くまで置いておきます。すると、乳酸発酵が進んで酸っぱ味が出てきます。菜の色も緑から黄土色に変わってきます。所謂“古漬け”になるのですね。こうしておいて一晩水に浸け味抜きをし、本だしと鰹節、唐辛子、醤油で炒め煮して味をつけ直して頂くのです。細かく刻んでご飯に和えてもラーメンに乗せても美味しいんです。お客様はお酒を飲みながらおつまみに喜んで下さいます。
 野沢菜漬けは冬の楽しみの一つになっています。

 画像右の四角い物体、何だと思いますか?これは新聞紙の再利用です。新聞紙で作った薪なのですよ!バケツの中へ約20枚(3日分くらいです)の新聞紙を1枚1枚丸めながら入れ、水を注いでしみこませます。数分置いて手で混ぜるとグチョグチョになるので、これを圧縮機に詰め込んでムギュ〜ッと体重をかけるとこんな状態になります。
 1週間から10日間乾燥させると、1本で1.5時間〜2時間燃える薪になるのです。今日はチョイチョイチョイと7本の“新聞薪”を作りました。1年間作ったら、約100本の薪(燃焼時間を考えたらもっとです)を節約することになります。大きいなぁ

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