[ タイトル一覧へ ]
ハバネロの剪定
[ 2010/12/14 ]
 [ 写真をクリックすると拡大表示します ]
 極辛唐辛子のハバネロを剪定しました。食堂の天窓の所へ4鉢並べて置いていますが、葉が茂り過ぎてきたことと、水遣りを頻繁にしなければならなくなってきたからです。
 ハバネロは常緑の植物で、非常に樹勢が強いので年に2〜3回は剪定をします。実が緑色の内はしし唐の様に焼いて食べても美味しいのですが、色づき始めると口が引き裂けそうになるほど辛くなります。また、画像の様に木に生らせたまま乾燥するくらいまで熟成させると辛味の中にホンノリと甘味が生じるようになります。
 当トピックスでは何度も紹介していますが、私はこの干からびて落果したハバネロを網の袋に入れて溜めています。ある程度の数になったところで粉末にし、味噌や味醂、ゴマ、鰹節、昆布…などで“万能辛味曽”を作ります。
 万能辛味曽は、お客様に配ってもご好評を頂いているのですが、この粉末化が辛いんです。ミルサーに種ごと実を入れ、完全な粉末になるまで挽きます。この後、何気なく蓋を開けてしまうと大変!目に見えないくらい細かいハバネロの粉が舞い上がっているのでしょう、くしゃみと涙と鼻水がノンストップになってしまうのです。また、知らずの内に手についていて、体のほかの部分に触れてしまうと、そこがヒリヒリ痛んできます。
 ゴーグル、マスク、手袋を用意して作業をすれば良いのですが横着な私はいつも後悔させられています。
 そんな恐ろしい鉢植なのですが、種から育て始めてもう8年くらいになるのかな?だんだん根元が太くなってきて貫禄が付いてきました。来年は種を取って新しい苗を作ろうかと思っています。

 画像左は剪定前の鉢(上)と剪定後の鉢(下)、画像中は太くなってきた根元、画像右は木についたまま干からびて来たハバネロの実です。

▲このトピックスの先頭へ戻ります