親戚で不幸が有り、銚子へ行っていました。初めて訪れた土地です。ナビで見ると、太平洋へ“ツン”と突き出た地形をしており、東日本大震災の影響がよくぞ無かった物だと驚くばかりでした。しかも、その親戚の家は歩いてほんの数分で海と言う立地だったのです。 身の周りに漂う潮の香りを久しぶりに嗅ぎました。私が暮らす高原の澄んだ空気とはまた一味違う、強く“生”を感じる空気でした。私の人生の3分の1は海の近くで暮らしていたため、とても懐かしい気持にもなりました。 1泊2日の滞在の後、昨晩電車で帰ってきました。ホームへ下りた瞬間、冷たく乾いた空気に肌を撫ぜられ、「近いようで、こんなにも違う環境下で暮らしているんだな」と、つくづく感じました。
今日の画像は全て我家の庭の植物です。セイヨウオダマキ、アヤメ、アグロステンマ(可愛い花です。繁殖力が強いため、西洋では雑草扱いで抜かれてしまうとか)、大きくなり始めたバイオチェリーの実、青空に映えるサルナシの蕾です。大きな画像で花火のように見えるのはギョウジャニンニクの蕾です。若芽をお浸しにして食べたり、天ぷらで頂きました。行者が体力を回復させるために食した事に由来する名だそうです。
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