台風一過、暑い一日でした。マリンスノーでも、外の気温は２５度まで上がり、薪の積み上げをしているときは首を汗が流れ落ちるのを感じました。薪置き場の天井が熱を吸収するので、天井付近で作業をする際は３０度を超える環境にあったと思います。
　３年前、敷地内の大木を自分で伐採しました。その頃は山ブドウの棚があり、これを壊さないために地上から２メートルくらいを残してその上で伐採しました。この残された２メートルの木に虫が居つくのでしょうか、よくアカゲラ（キツツキ）が来てはコンコンコンとつついていました。
　いくつか穴が開いているのは知っていたのですが、今日、その近くの果樹の下で雑草抜きをしていると、複数の雛の可愛らしい鳴き声が聞こえてきます。きょろきょろ見回してみましたが、鳥の巣らしきものが見当たらず、よくよく耳を澄まして聞いていると、そのキツツキが開けた穴の中から聞こえていました。キツツキが開けた穴を親鳥が更に深く掘り、巣穴にしたようです。
　親鳥が巣の材料となる藁のようなものを咥えては庭に飛んできているのは気づいていましたが、こんな所に巣をつくり、既に雛がかえっているとは夢にも思っていませんでした。
　今日はつがいの親鳥が頻繁に私の近くをウロウロしていました。きっと雛に餌を運んでいたのだと思います。「ギャーギャー」とやかましく鳴くこの親鳥、何ていう名前の鳥なのかわかりませえんが、とても微笑ましく、見ていて飽きませんでした。どなたかこの鳥をご存じないですか？