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山椒の実摘み  びわの葉干し
igaiga [ 2012/07/05 ]
 今朝の気温は18度、天気は曇り 過ごしやすい朝です

 原村で暮らすようになってから、その季節にしか食べられない或いは取れない食べ物をよく口にするようになりました。大雑把に言えば春は山菜、夏は高原野菜、秋はキノコ、冬は保存食などです。
 初夏の今、毎年楽しみにしている食材があります。庭で取れる山椒の実です。年々木が大きくなるにつれ、収穫量も増えてきました。山椒の実は小さな枝を外すので大変手間がかかるのですが、佃煮にしておくと冷奴に乗せたり煮魚に入れたりお茶づけにしたりと欠かせない常備菜になります。ピリッとした辛みも食欲を掻き立てます。このボール一杯の実を小枝から外すのに、家内と二人で3時間もかかってしまいました。今日はこれから灰汁抜きの下ゆでをし、味をつけて瓶詰にします。両親にもお裾分けができそうです。
 先日に続き、びわの葉が手に入りました。今回の葉は小さめですが、約200枚あります。画像は表裏を1枚1枚たわしでこすり(産毛や汚れ取りです)、乾かしているところです。こちらも今日、細かくした後で35度のホワイトリカーに詰めます。飲んだり塗ったり活用できるのは3か月後になりますが、楽しみです。
 ウグイスやシジュウカラなど野鳥の声が林に響いてとてもきれいに聞こえます。私が風呂場で鼻歌をさえずるようなもの(ちょっと違うかな)でしょう。昨日の気温は27度まで上がりましたが、木陰の涼しいところで木の実を採取したり作業をしていると、「高原の夏の環境は素晴らしい」って、つくづく感じます。

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