26・27日と原村立原中学校2年生の恒例八ヶ岳登山に同行し、赤岳、硫黄岳へ登ってきました。好天に恵まれ、大きな怪我や病気をすることもなく、全日程を終了することができてホッとしています。3000m級の山にほとんどの生徒さんたちが初挑戦するわけですから、精神的にも体力的にも辛かったことと思います。ですが、それだけにこの登山には大きな意義がたくさんあると思っています。 自然の偉大さを知り自然に対して畏敬の念を抱き、自分の限界を感じ努力することの大切さを知り、人を思いやり助け合うことが人間関係に不可欠であることを知り、野鳥のさえずりが美しく植物のしぜんへの順応性を知り岩石が地球の一部であり…そして何より困難を極めた喜び 或いは断念した悔しさ、後ろめたさのようなものを感じると言った非日常の感覚を沢山得られるのが登山の良さだと思います。 以前、信濃毎日新聞に父兄からの投書で、「学校登山は辛い思いをするばかりで何の意味もなく、大きな事故が起きる前に即刻取りやめるべき」と、ありました。驚くばかりです。 今日は家族で新穂高ロープーウェイに乗り、奥穂高の玄関口を覗いてきました。未だ昨日の登山で筋肉痛の太ももをかばいながらです。近いうちに登りに行く下見でしたが、その気満々になって帰ってきました。
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