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ラブ、今晩も添い寝しよう
igaiga [ 2016/06/27 ]
 状態が良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、段々良くないほうへ向っています。ラブの体調です。
 元気な頃から原村の水を飲むのが大好きでした。足腰が弱り、食欲がなくなっても、水だけはがぶ飲みし、「そんなに飲んだら飲み過ぎだよ!」って言っていたほどなのに、今日は水にも顔を背けてしまいます。スポイトで水を含ませようとしても、指を濡らせて口の周りを濡らせても、だめ。嫌そうに顔を背けます。きっと、体内活動が出来ないので、体内に入る全てのものを受け付けなくなっているのでしょう。養生のつもりがラブには苦痛なのかも知れません。無理強いをしないようにします。
 寝息をたてて目を瞑っていますが、時々目を開けて、力を振り絞って顔を上げ、周りを見る様子を見せます。人の姿が見えないと、不安そうに一点を見つめていますが、人が見えるとすぐに顔を落として寝息を立てます。
 ここまで15年間のペンション営業は、精神的にも経済的にも肉体的にも苦しいことが多かったのですが、何とか耐え凌いで来られたのは、ラブのおかげでした。いつもいつもラブは私に信頼の目線を向け、尾を振り、顔をなめ、お手、おかわり、伏せ、ちょーだい、ごめんなさいをしてくれました。私の血糖値が下がると、落ち着くまで散歩の途中でも目を離さずに見守ってくれました。
 ラブ、今まで有難う。このあとどれだけ命が続くのかわからないけれど、パパが見守るよ。今晩も添い寝してあげよう。

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