朝６時４５分、未だ陽光に力がみなぎる前の田舎道を、Yukiを連れて散歩してきました。
　道端の背の低い草は朝露に濡れてキラキラと綺麗に見えますが、Yukiの長くなってきた四肢の毛をどんどん濡らしていきます。彼女は、そんなことお構いなしに叢へ押し入って行こうとしますが、全身が濡れてしまっては後が大変です。体重３０キロの彼女と格闘しながら、なんとか引き戻して本道に近いところを歩いてきました。これからの季節、やたらに叢へ入られると、後の雑草の種取りにも難渋させられてしまいます。
　途中、遠くからセミの声が聞こえてきました。「あれ？空耳かな？」って思うほどの小さな響きでしたが、確かにセミの声。異世界で賑やかに聞こえているセミの声が、何かの拍子に現世界へ漏れ聞こえているかのような毛弱さでした。
　今日の画像は２種類のアジサイです。気に入ったアジサイを増やして鉢植えにしています。